あなたには以下の様な傾向がありますか。

  1. 自分のイメージがその時の気分により直に変わることがある。
  2. 他人の評価によって自分のイメージは大きく変わってしまう。
  3. 他者のイメージが変わると、その人に対する自分の態度も変わる。
  4. 自分が何をしたいのか、何を求めているのか、わからないことがよくある。
  5. 感情を抑えられなかった時の理由をしっかりと思い出せない、わからないことがある。

これらの傾向は、「本当の自分が何なのかわからない」という心理状態から引き起される問題です。パーソナリティ障害者や精神機能に低下のみられる方の多くが、実際に語られる体験談でもあります。

私たちにとって「本当の自分がわからない」ということは、他者との境界線がわからないことを意味し、他者の評価や環境からの刺激がそのまま自分の深部に入り込んでくる状態を意味します。つまり、他者のちょっとした言動や仕草によっても、自らの内面がひどく揺さぶられてしまうので、その影響を必要以上に受け取ってしまったり、自分を犠牲にするような対人行動・関係に陥ってしまったりするのです。

これまでの臨床経験より、慢性的な生きづらさを抱える方の多くにこうした悩みが存在することを当センターは把握します。そして、こうした悩みと向き合うことが、慢性的な生きづらさのパターンを本質的に止める方法であることを学びます。

 

そこで当センターでは、自分の中に揺れ動く「ありのままの気持ち」を大切にし、むしろ「優しい気持ち」をもって接すること(本来の自分を取り戻すこと)に力を注ぎます。

自分の気持ちに「良いか・悪いか」ではなく、ありのままを受け止めることができるようになると、これまでの「苦しみの全貌」(原因)がみえ始めます。すると、それに対して「どう接したら良いか」「どう付き合っていけばいいか」についての発想や心の使い方も自然と湧いてくることが、多くの体験者が示してくれています。

  1. 今までは、自分を大切にすることが全くできていなかった。
  2. 自分が分からないのではなく、それを認めていなかった。
  3. 生きづらさの根底には自己否定がつねにある。
  4. 苦しいけど、それでも今の自分を大切にしたい。
  5. 正直な気持ちで、いまの人間関係を維持したい。

私どもは、あなたの生きづらさの背景にある「心の声」を大切にします。言葉にならない様な激しい怒りや不安、怖さなどが束になって襲いかかって来ることも、私たちは知っています。

それでも大丈夫です。複雑な気持ちの1つひとつを丁寧に認めてあげることで、それらは本来、「押さえつける必要のないもの」(押さえつけられていた本当の気持ち)という点に気づくことができ、「生きづらさ」はその副反応として作り出されていたかもしれな点を理解できるようにもなるでしょう。

もし、こうした支援ニーズを抱えていらっしゃるのなら、一度、当センターまでお問合せください。