Q: ステイセンターでは、どのような生活をされていますか?

Q: こういった施設を利用するのは初めてなので、選ぶ基準が分かりません。
Q: 治るまで、どれくらいの期間を予測しておけばよいでしょうか?
Q: 宿泊生は全部で何名くらい居ますか?
Q: いま医療機関で薬物治療を行っていますが、センターではそれをどの様にしていけばよいですか?
Q: スタッフさんは、どんな方々ですか?
Q: 「発達障害」を抱えた方は、当センターのプログラムで対象とされますか?
Q: ドッグ・セラピーを行っていると書いてありましたが、それはどういうことでしょうか?


ステイセンターでは、どのような生活をされていますか?

まず、安心して、ゆっくり休む事です。日常生活で素の自分をスタッフにみせていただくことで、目標と解決(対応)を一緒に見つけます。また、「これをしなければならない」といったルールはありません。宿泊生の「自主性」を尊重するため、各人のもつ起床時刻や生活リズムの中で「合いそうなプログラム」や「やってみたい」というものに参加を促しております。
実際の様子は、矢市先生や他のスタッフとカウンセリングを行ったり、各種プログラムへの参加、宿泊生同士でスポーツやゲーム、散歩、ドライブ、お菓子作り、映画鑑賞、日雇いバイト等、自由な生活を送っています。そうした活動の中で展開される「生き方の語り合い」や「助け合うことによる愛他精神の芽生え」を人格の成長には不可欠としております。

こういった施設を利用するのは初めてなので、選ぶ基準が分かりません。

矢市先生は、「自分に合った施設を選ばれることが一番です」と答えています。そのためには、施設の理念や構造、セラピーにおける学派や理論等はもちろん、先生やスタッフとの相性やフィーリングが重要な要素となるでしょう。ここではそのすべてについて記すことは難しいため、見学や電話等によるご質問をお待ちしております。

回復まで、どれくらいの期間を予測しておけばよいでしょうか?

センターでは、「回復」という概念を次のように捉えます。すなわち、「深い部分の理解として、他人とは異なる考え方や行動傾向が自分にあることを認め、それを変えようとするのではなく、そうしたベースの上に必要なものを加えていくことから、今の自分をより受け入れ易くなる状態」を指します。「自分を疑わなくなる」を目指すのではなく、「疑ったとしても、何とかやっていける」という自己回復能力の育成を目指します。 したがって、卒業(終了)までに要する期間は一概にお伝えできません。矢市先生がご本人様との面接を通し、その方の個性(偏り)の程度や質について把握した結果から大まかな予測を立てます。ケース・バイ・ケースになってしまうことをご了承下さい。

宿泊生は全部で何名くらい居ますか?

時期にもよりますが、個別の部屋が全部で19室(近隣も含め)用意しております。その他、宿泊プログラムを終了し、ご自宅からの通所に移られた方々が平均して4名ほどいます。お部屋で1日の大半を過ごされる方もいらっしゃるため、食堂等で出会うのは10名前後を想像されると状況が把握できるかと思います。

いま医療機関で薬物治療を行っていますが、センターではそれをどの様にしていけばよいですか?

現在受けていらっしゃる薬物療法は継続しながら、センターでの療法を平行するよう試みます。遠方からの入所者には、センター近隣の精神科病院や診療所をご紹介し、ご本人様のご理解の上、主治医の変更を支持させていただきます。

スタッフさんは、どんな方々ですか?

センターの理念には、宿泊生の皆様がご自身のご家族とは異なった「家族」の疑似体験を得ていただく考えがあります。そのため、各スタッフ(5名の常勤スタッフ)はそれぞれの役割と立場を踏まえ、母代わりや兄弟姉妹代わり、或は友人的関わりを行っています。すべてのスタッフは、矢市先生によるパーソナリティ障害の特性を重視した対人スキルとカウンセリングのトレーニングを積んでおり、研修生の多様複雑な訴えやニーズに対応できるよう準備しております。
具体的には、テニスの全国大会における上位成績を残し、スポーツセラピーを専門とする者や、英国、米国、中国における文化や教養を身に付けた者がスタッフとして配置されています。多岐に渡る趣味や関心、柔軟性の高い能力を持ったセンターのスタッフが研修生の目標と挑戦にお伴いたします。

 「発達障害」を抱えた方は、当センターのプログラムで対象とされますか?

はい。とりわけ「軽度発達障害」をもつ方の中には、「コミュニケーション能力の障害」で悩まれることが多くあります。自分がいつもどこか人とは違っていることに気づいているために、なんとか「普通」になろうと、対人スキルのルールやパターンを身に付けようと躍起になっています。しかし、なかなか得られない周囲の理解と自身の過度な「完璧性への追求」が、二次的症状(強迫性障害、不安障害、人格障害など)を引き起こすことも少なくありません。
センターでは、そうした症状に対してそれも「個性」という捉え方を大切にし、治そうとするのではなく、「受け入れていくこと」や「受け入れ易くなるように、成長させていく」という視点を基本に考えております。自信を失い、孤独を感じてしまう本人様に、「いろんな生き方があっていいことのヒント」を共に考えて行きます。

ドッグ・セラピーを行っていると書いてありましたが、それはどういうことでしょうか?

本プログラムは、矢市先生と行うセラピーの一環として実施しております。従ってこのプログラムを受けるには、先生の指示及び、ご本人様の同意を必要とし、更にドッグ・セラピー担当者による適正判断を考慮した上で総合的に判断します。
宿泊生と通所者を対象に、総合ケアの補助的プログラムとして用意しておりますので、「ドッグ・セラピーのみを受けたい」という問い合わせにつきましては、まずは、矢市先生とのカウンセリングをご紹介させていただくことをご了承下さい。